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TOP : 東日本大震災・被災地支援活動 こうべ・あわじ リフレッシュツアー2012
投稿者 : admin 投稿日時: 2012-09-07 12:00:00 (943 ヒット)

 7月31日〜8月2日の3日間、生活クラブふくしまの組合員に呼びかけて「こうべ・あわじリフレッシュツアー」を行いました。
 都市生活コミュニティセンターと生活クラブ都市生活、エスコープ大阪による被災者支援の活動の一環として、福島県の子どもたちとそのご家族にのんびりと羽を伸ばしてもらおうとの願いを込めた企画です。2011年秋に行ったのが大好評で、2回目の実施となりました。活動原資には生活クラブ都市生活とエスコープ大阪の組合員によるカンパが使われています。
 今回は海水浴も楽しんで頂きたいという思いで、時期を夏休み中に設定。ほぼ定員いっぱいの6家族14人(うち子ども8人)の参加がありました。
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 初日の7月31日は、伊丹空港到着後、「しあわせの村」へ移動。屋内プールや屋外のトリムで遊んでから、神戸市西区の兵庫県立大学へ。生協食堂をお借りして、都市生活・エスコープの組合員と、お好み焼きやたこ焼きなど関西ならではの粉もんを楽しんで頂き、兵庫県立大学の学生も参加し、賑やかな会となりました。この日の夜は組合員宅にホームステイ。
 2日目は淡路島に移動。午前中はイングランドの丘でのんびり過ごし、午後は洲本の大浜海水浴場。到着時は通り雨に見舞われましたが、やがて青空が広がり、皆で海に飛び込みました。
 最終日は神戸南京町で食べ歩きをしました。都市生活とエスコープの組合員を案内役に、大丸や旧居留地まで足を伸ばした人も。
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 福島第一原発の事故の影響が長期化する中、当たり前の生活が当たり前に送ることが難しい。そんな話を何度も伺いました。震災から一年半、それぞれの立場や居住地で今の暮らしに向き合われていらっしゃいますが、将来への不安が消えるわけではありません。
 3日間のツアーの間、子どもたちはすっかり仲良くなって、海でも宿でも元気いっぱい走り回り、屈託ない笑顔を見せていました。つかの間のリフレッシュの機会として頂けたなら幸いですが、福島に戻ればまた、放射線の影響と向きあわなければなりません。
 復興までの道のりは長いものです。これからも引き続き、被災地支援の活動を続けていきたいと、改めて感じています。

福島のみなさんから
こうべ・あわじリフレッシュツアーでは大変お世話になりました。この節は、都市生活コミュニティセンター・生活クラブ都市生活・エスコープ大阪の皆様には本当に良くしていただき、親子ともども楽しく過ごすことが出来ました。沢山の温かいお心遣いを本当に感謝いたしております。ありがとうございました。
 東日本大震災から1年5ヵ月が経過したところでありますが、福島県の原発は未だ収束しておりません。野菜・米・水と、食べ物に気を使い、一部除染が始まっているものの、子どもたちを屋外で遊ばせることに気を遣い、ストレスを感じて、日々生活を送っております。今回このような機会を与えていただき、福島から遠く離れた、神戸・淡路なら、何の心配もなく、子どもたちも太陽の下で元気に過ごすことが出来ました。うっすらと小麦色に焼けた娘達、今回参加できてよかったなあとしみじみ感じております。また私自身も組合員の方々と交流でき、リフレッシュすることが出来ました。
 そして、いま送っている、この生活が非日常であるという事。今もまだ福島からの流出が続いております。改めて、生活の拠点を福島であることに対し、考えさせられました。
 福島の子どもたちを守るために、安心して屋外で遊べるよう、企画して下さった皆様には感謝の気持でいっぱいです。本当にありがとうございました。
こうべ・あわじリフレッシュツアーへさんかさせていただきまして、ありがとうございました。こうべは福島とちがいほうしゃのうがなくじゆうにあそぶことができました。かいすいよくでも、わたしは、はじめてなのでどういうかんじなのかがまったくわかりませんでした。でも、かいすいよくは、こんなに、たのしいものなのかがわかりました。とてもたのしい3日があっというまにすぎ、ひこうきにのって福島けんにいきました。でも、福島けんでも、これをわすれないとおもいます。でも、やっぱりたのしかったなとおもいます。だって、わたしは、たこやきをやったり、大学生といっしょにしゃべったり、しょくじもごうかでした。わたしのお父さんもいいな、といっていました。ホテルのりょうりもすごくごうかでとてもおいしかったです。ありがとうございました。

主催されましたコミュニティセンター、生活クラブ都市生活、エスコープ大阪の方々へ、本当に有難う御座いました。とても楽しく過ごした3日間でした。組合員のみな様に厚くお礼申し上げます。
 行く時、支援の方たちは、何を思い福島まで来てくれるのだろう?と思いながらの旅でした。空港についた途端にその熱い思いが感じられました。汗だくになり、ツアーの段幕を持ってまっていてくださいました。その姿に感動しました。その後3日間、この思いは変わりませんでした。この3日間の為に、どれだけの努力と思いが有ったか。同じ被災地として何とか福島を支援したいという組合員の方々の思いを強く、感じました。本当に来て良かったと思いました。
 夜、有馬温泉に連れて行って頂きましたが、お風呂の中でもたくさんの方々に「きばりや!私達も頑張ったんやで!」と励まされました。この阪神パワーを、仮設住宅のみんなにも伝えたいと思いました。
 本当に有難う御座いました。有意義なツアーでした。淡路でお会いした、玉ねぎの生産者さんにお礼が言えて幸せでした。偶然って有るんですね……今度は家族の者と行ってみたいです。又お会いする時を楽しみにしています。



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