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TOP : シリーズ熟年セミナー2013 小川泰子さん講演会
投稿者 : admin 投稿日時: 2013-10-18 12:00:00 (1392 ヒット)

 9月21日(土)、小川泰子さん(社会福祉法人いきいき福祉会 専務理事、ラポールグループ総合施設長)をお招きして、「高齢者の、もうひとつの住まい方 そして、暮らし方の提案」のタイトルで講演会を開催しました。
 講演の要点と参加者の感想を交えながら報告します。
*   *   *
●超高齢社会を支える若者や障害者の就労状態について
・若者の自己肯定感の国際比較の低さ
・長期欠席者の原因の経緯
・高齢者雇用状態の説明
(感想)高齢者問題のお話と思い来ました。そうしたら、日本の若者教育の問題から始まり、想定外でした。高齢者だけでなく、日本全体が幸福でないと、日本が幸福にならない。全くそのとおりと思います。
・高齢者の住まい方、暮らし方の問題ではなく日本社会の今後のあり方、若者のこれからが大切だとつくづく考えさせられる深い内容でした。
・高齢者だけでなく、全世代とりわけ若い世代が幸せでないと高齢者も幸せになれないという話が新鮮で心にひびきました。
・「住まい」という考え方に新しい視点から教えていただきました。高齢者問題は、子どもや若者の問題であると気付かせていただきました。
・自分も含めて高齢者は快ち良い住まいと暮らしを得るために若者世代の問題を解決していかなければならないこと、心して聴かせていただきました
・明日の自分の老後のことを、いろいろ考えさせられました。単なる介護とか老後の暮らしがいろいろな若い人の生活や諸問題をかかえていると考えさせられました。

●治す医療の限界
・病気には治る病気と治らない病気がある
・医療費の増大(必要のない受診)
●生き方と死に方を考える
・どこでだれと生きる
・どこでだれとどのように暮らす
・もし病気になったら
・もし介護が必要になったら
・もし認知症になったら
(感想)医療や介護は生活の中の一部、最期まで自分で生活することの大切さがよくわかりました。
・日本の将来についてとても深刻であることがよく理解できました。施設やディサービスも形にはまったサービスしかなく、自分の親をそろそろと考えているのですが体験に行っても「疲れるだけや、椅子で一日はつらい」とやめてしまいました。これから自分もお世話になるかもしれない介護施設をよくするにはどうすれば良いのか、考えるきっかけとなりました。

●暮らし方と家の定義
・サポートハウス「和」の設立
 職員寮を転用した建物。バリアだらけでお風呂も狭い。
・血縁より地縁
・コミュニケーション力
・隣を気にして世話をする、してもらう。
・在宅生活の継続
・自分がやるべきことをやれる。
・特養ホームは住まいではない。
(感想)一戸建のサポートハウスをTVで見た事がありましたが、長屋というのはそれよりももっと地域と密になるんだなと思いました。
・住まいでなく生活を考えることに感銘。
・一度"なごみ"に見学に行きたいような気持となりました。神戸市で同じようなところはないでしょうか?
・現在の社会状況等よく分かった。長屋もこれからとてもいいと思いました。



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