この1月17日で阪神・淡路大震災から20年目に入りました。
特定非営利活動法人法人都市生活コミュニティセンターは、当時「都市生活現地救援本部」として発足し、友好生協をはじめ生産者や多くのみなさまの支援を頂き、今日に至っております。
震災直後は安否確認・炊き出し・青空市に始まり、リフレッシュツアーと活動の幅を大きく広げました。
中でもボランティア「すまいる」の活動は、仮設住宅が解消され、復興住宅で暮らし始めた人々に、「すまいる喫茶」として、コミュニティの場の提供を現在に至るまで続けています。
これはひとえに阪神・淡路大震災の事を忘れてはいけない……という想いで活動が続いていたからです。忘れてしまってはいけない!被災された方達に寄り添っていたい!という想いがあったからです。
2011年に東日本大震災が起こった時、福島の方達に私達だからこそ出来る活動があると「リフレッシュツアーin関西」「青空市への支援」を始めました。組合員のカンパがあってこそできる活動です。
生活クラブふくしまは生活クラブ都市生活と同じように震災で被災した生協です。生活クラブふくしまの組合員の方達も私たちと同じように、「この震災の事を忘れないで欲しい!」と言っておられます。今年度もひき続き私達にできる事を行っていきたいと思っています。
震災の時、ボラティア活動で始まった仮設住宅に対する取り組みから、孤独死を目の当たりにし、高齢者に対する取り組みが必要であるとの認識を新たにし、介護保険事業に取組みました。
都市生活ヘルパーステーション「あ・し・す・と」「あしすと武庫之荘」に続き、昨年は念願の「あしすと神戸北」事務所を開くことができ、現在は3事業所で活動しています。
団塊の世代が高齢者の仲間入りをし、高齢化率は毎年上昇するばかりです。
「高齢社会」を正面から向き合って考え、安心して暮らせるたすけあいのしくみとネットワークを作るために、地域に根ざして、共に学んでいきたいと思います。
特定非営利活動法人都市生活コミュニティセンター
理事長 林 佳子
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