10月27日、東日本大震災支援活動の一環として、生活クラブ都市生活・エスコープ大阪・都市生活コミュニティセンターの三者のプロジェクトチームの派遣団が、青空市やリフレッシュツアーで応援している生活クラブふくしまの大試食会に参加してきました。
生活クラブふくしまは大試食会(生協祭)を福島市と会津若松市で一年おきに開催されていて、今年は会津若松で開催。
「大江戸温泉物語あいづ」という会場で9生産者の参加での開催でした。震災が起こった年の秋に会津で大試食会を開催されていた事をお聞きし、やはり生活クラブの組合員は凄い!!と感心しました。
「リフレッシュツアーin関西」に来ていただいた方達に前もって私達が伺う事をお知らせしていたこともあってか、沢山の方が逢いに来てくれました。
大試食会が始まると「きゃー!久しぶり!」「元気にしていましたか?」と次々逢いにきてくれました。懐かしく抱き合って再会を喜びあいました。
2011年9月の第1回目のリフレッシュツアー参加者の親子が来て下さいましたが、2年経つと背が伸びていてすっかり御嬢さんになっていてびっくりしました。
大試食会の会場の私達のブースは大きな声が「キャー!」「ワー!」と響きわたりとても賑やかでした。
昨年同様バルーンを持って行ったので、子供達が次々と遊びにきてくれて刀を作って遊んだり長い時間をかけてお花を作ったりバルーンアートを楽しんでくれました。
春の子どもツアーの子達も来てくれて、子ども同士も春依頼の再開でまた楽しそうに遊んでいました。
今年の夏の参加者が生産者のブースでサポーターになって活動したりしておられて本当に楽しい一日を皆さんと一緒に送ることができました。また仮設住宅の方も来られ、青空市に送っている消費材も美味しいと喜びの声を聴かせて下さいました。
(理事長・林佳子)
都市生活コミュニティセンター(TCC)で活動するボランティアグループの一つに「ハワイアンの会」があります。「歌やフラダンスで、赤ちゃんから高齢者、障害のある方にも無い方にも寄り添い、仲間の輪を広げる」を目標に月に一度の活動を続けてきました。
●ミュージックセラピーの活動から
代表の田中元美さんは生活クラブ都市生活の組合員。ミュージック・セラピー・ボランティア養成講座を8期に受講し、ハーモニーの一員として活動してきました。
ミュージックセラピーではメンバーが知恵を出し合って、季節感を取り入れたセッションを行います。田中さんはフラダンスの経験があり、これを取り入れたのが大好評。感動して涙を流しながら体を動かす参加者の姿もありました。この様子を見た田中さんは、フラダンスを軸として、地域の人々をつなぐ活動を考え始めました。
●ミュージックセラピーの活動から
15年ほど前からフラダンスを習っていた田中さん。教える側になることを意識したのはこの4〜5年とのこと。
フラダンスで大切なのは手踊りと呼ばれる手の動き。一つ一つの仕草に意味があり、それはまるで見ている人に訴えかける手話のよう。ステップは難しくても、手踊りなら座ったままで参加できます。
●日本の歌で手踊りも
「ハワイアンの会」として活動を開始したのは2012年12月で、西宮市市民交流センターが会場。
毎月第一日曜日に集まりを持ち、20代から60代まで、足の不自由な方を含めた10人ほどが参加しています。
まずは座って足のマッサージとストレッチで身体をほぐすところからスタート。
ハワイアンの会では、日本の歌の手踊りも取り入れています。フラダンスは手の動きに意味があるので、何語でも表現できるのです。冬の「たき火」「ペチカ」、春の「楽しいひな祭り」。夏の「海」などなど。「涙そうそう」「島唄」といった歌、それから東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」の手踊りも練習しています。感情豊かに表現される手踊りは、歌に込められた思いを昇華し、祈りのように心を動かします。
後半はステップを踏んでのフラダンスを行い、最後にわきあいあいとティータイムで幕となります。
●さらなる活動を目指して
一年近く続けてきて、参加者の中にはより本格的にフラダンスに挑戦したいという人も出てきました。10月からは毎月第三土曜日に開催日を増やし、こちらでは一歩踏み込んだレッスンをしています。将来的には地域の施設などでボランティア活動の場を広げていけないかと考えています。
(取材/TCC事務局長・福田和昭)
■12月のハワイアンの会は、12月1日(日)と14(土)に開催。会場は西宮市市民交流センター、13時半から(問い合わせはTCC:0798-36-6679)
■日時:11月 3日(日) ・16日(土)
12月 1日(日) ・14日(土)
いずれも13:30〜
■会費: 第一日曜日 2013年度は毎回200円
第三土曜日 毎回1000円
■会場:西宮市市民交流センター 体育室
■内容:◆第一日曜日 ストレッチで始まり日本の歌に合わせてフラダンスの手踊りを楽しみながら癒しの時間を過ごしています。後半はフラダンスのステップも練習し手踊りと合わせて踊ります。その後みんなでティータイムを楽しみます。 ◆第三土曜日 フラダンスのレッスンを行います。ボランティアの場で躍る事を目的にお稽古します。会費は将来的に 活動する時の交通費などの経費の積み立て金とさせて頂きたいと思います。
あしすと武庫之荘では、地域の他の事業所と連携しながら、介護に携わる人々を対象とした「身体介護勉強会」を開催しています。
2013年度は6月に1回目、そして9月22日に2回めの勉強会を行いました。
あしすと武庫之荘のメンバーはもちろん、あしすと神戸北や垂水のあ・し・す・とのメンバーも参加しています。
また今回は生活クラブ都市生活の組合員にもチラシを配布したところ、5名の参加者があり、熱心に受講されていきました。ワーカーズの活動で得た介護技術を都市生活の組合員に還元できる場としても、活かしていけたらと考えています。
●参加者の感想
◎人の動きを知るということが、こうつながるのか? というおどろき! たぶん構造医学などを知ると面白いのかもしれない。身体介護の「こつ」というより、自分の体の動きを理解するという、とても身近な問題がおもしろかった。無理のない自然な動き、これは広く勉強できる課題だと思った。
◎人の動き、体重移動をよく観察し、自然な動きを妨げないでサポート介助をするということは、介助者、利用者、両方にとって非常に負担の少ない動きであるということが分かりました。
しかし観察をしてその時は頭でわかっているつもりでも、実際自分の順番がくるとオドオドして身体が動きませんでした。
(今回は)勉強会を受けると自分の身体が動くようになる……という話を聞いて、ぜひそうなりたいと願い参加しました。
まだまだ道のりは遠いなぁ〜と実感しましたが、近い将来そうなれる様に頑張っていきたいと思います。
こういう勉強会が近くでも開催され、何度でも参加できたら嬉しいです。
東日本大震災の県外避難者支援活動の一環として、さまざまな集会や会合に参加してきました。
?8月24日:原発事故子ども被災者支援法の具体化を求める神戸集会(主催:さよなら原発神戸アクション)=岡部理事参加
?8月28日:避難サポートひょうご=松井理事参加
?8月31日:日本弁護士連合会人権擁護大会プレシンポジウム 区域外避難者は今(主催:大阪弁護士会)=岡部理事参加
?9月30日:原発賠償兵庫提訴報告会・原告/原発事故被災者交流会=岡部理事参加
?の「避難サポートひょうご」は兵庫県下のNPOが集まって、県外避難者支援活動の情報交換を行っています。8月28日の会合には約30人の参加がありました。避難者の課題が個別具体的なものに移行する中、今後30年間は支援を行うことや、避難者100名に面接聞き取りを実施していくことなどを話し合っています。下写真は合同で作成した支援団体を紹介するチラシ。都市生活コミュニティセンターでも配布しています。