阪神・淡路大震災をきっかけに、住民同士のふれあいと交流の場の提供を目的にふれあい喫茶をスタート。14年続けてきた今でも30人ほどのお客様がご来店、ゆったりとくつろいで下さっています。誰でもご来店いただけますので一度お立ち寄り下さい(問合せ:0798-36-6679 担当:岡部)。
日時 : 毎週水曜日14時~16時
場所 : HAT神戸脇の浜住宅 7番館1階 地域福祉センター(阪神春日野道5分・阪急春日野道7分)
1月22日・2月5日・26日の3日間の講座を終え、7名の修了生全員が私たちハーモニーの仲間としてスタートを切る事になりました。あと少しで仲間になれる受講生も数人いますので、しっかりフォローしていきたいと思います。「受講生全員を会員に~!ハーモニーの仲間を増やす!」を目標に講座の内容も講座研修部を中心にたくさんの会員と共に考え、ハーモニースタイルでのキーパーソンであるコ・セラピストの役割と重要性を伝える講座にしました。受講生の施設でのセッション体験では、その事がしっかり伝わった講座だったことを裏付ける動きや気配りがたくさん見られ、その報告を聞いて、運営に当たった全員がとても嬉しく思いました。
阪神・淡路大震災から17年。ず〜と地道に自分たちのやり方を模索し、確立して来た事が認められて、15期の養成講座は「NHK歳末たすけあい義援金」の一部である「赤い羽根共同募金会」からの配分を受けての開講となりました。
今回この助成金の申請は〆切日に持ち込み、そしてすぐに受配決定のお知らせを戴いたのですんなり頂けたと思っていたのですが、なかなかそう簡単に頂けるものではない、という事を後で知りびっくりしながらも大変嬉しく思いました。NHK歳末たすけあい義援金として募金くださった多くの方々の大切な気持ちを、私たちハーモニーの活動にしっかり活かしていかなければ、と改めて心に刻みました。最終日には生活クラブ都市生活山田理事長に模擬セッション発表〜終了式〜茶話会と丸一日参加頂きました。
ハーモニーのボランティア精神のパワーを強く感じられた様子で、利用結集して余剰金が出たら是非ハーモニーを応援したい!と熱くお話下さり、そこにいた参加者全員が都市生活とハーモニーの関係がよく理解できたのでは、と思いました。これからも絆を深めながら手を携え、共に歩んで、共に活動して行ける、と希望が溢れました。
(ハーモニー代表・岡部眞紀子)
2月11日〜13日の日程で、東北応援ツアーを実施しました。ボランティアだけでなく、観光でお金を落として東北を応援しようと、生活クラブやまがたの関係者と企画。関西から14人、山形から3人が参加しました。
東北応援ツアーに参加しました。
災害直後から行きたいと思っていました。ちらしを見て「(約)10万円」に「ウウッ」となりました。一週間後(少し悩んだ)申し込みました。
◆2月11日
仙台→白石→米沢
最初の訪問地山形県米沢市は、地元の70代以上の方でさえ「こんな大雪見たことない」という程の積雪。
被災者への支援、生活のお手伝いをしておられるコーディネーターの方たちの話を伺いました。もちろん自身も被災されておられます。阪神・淡路大震災に遭われた方で今回応援にこられている方も一人おられます。
支援センターでの週に1回のお茶会は今も続いています。当初は主催者が全てしていた準備や片付けを、来られた方々が手伝ってくれるようになりました。参加者は女性が多いそうです。どこでもそこのところは同じですね。
貴重なご自身のお話もして頂きました。ありがとうございました。
同じ米沢で生活クラブやまがたが運営しているグループホーム「結いのき」とすぐ近くのデイサービスセンターに行きました。どちらも木のぬくもりがあり、やわらかなイメージ。床暖房は素晴らしい。入居されている方たちはみなさん落ちついていてほっこりされています。職員の方達と信頼し合っているのが伝わってきます。どうもありがとうございました。
晩、上杉神社の雪灯籠まつりを見に行きました。小さな「かまくら」の中にろうそくを灯した感じです。立体的な灯籠もあり、幻想的で素敵です。歩いていてもどこも雪雪雪……積もった雪を見て「きれい」。雪かき、雪おろしを思えば「きれいね」の感想は申し訳ないの一言です。
◆2月12日
米沢→石巻→気仙沼
2日目、生産者の高橋徳治商店(宮城県石巻市)の高橋英雄さんに会いに行ってお話を聞かせてもらいました。
津波から逃れ、山の上にあるお寺に家族と避難しました。寝ずの番のような形で寺に避難に来ていた人たちの対応にあたっていました。
疲労困憊に達しかけた頃、そんな人たちの中から、ひとりまたひとりと高橋さんのやっていた事を「やるわ」と手伝う声があがってきました。いつの間にか当番のようになっていきました。救援物資は届かなかったので山を降りて近くの小学校に取りに行きます。その仕事や仕分けもです。トイレ掃除も当番になって行きました。
未曾有の被害で工場が駄目になり、従業員は全員解雇。もう自分には何も残っていないと思う時もありました。しかし避難先の人々の自主的な働きは高橋さんの「もう一度やってみよう」の思いに至る大きな力となりました。
工場再開で高橋さんが決めた事。それは以前よりも全てで一つ上のものを作る事でした。自分の仕事は生きていく上でなくてはならないものではない。だからこそ、自分たちの作るものを待っていてくれる人たちに恩返しする為には、以前と同じものを作っていたのではだめだ。その一念で、それこそ粘って粘って粘りました。私たちの手元に届いた「おとうふ揚げ」。実は私は今回初めて食べたので「めっちゃおいしい!」と思ったのですが、以前を知っていればもっと別の感想が出たのにと悔やんでいます。
作った人の心意気が伝わってくる食べ物にはそうそう出会えるものではありません。従業員の皆さん、本当にありがとうございます。高橋さん忙しい中現地を案内してくださりありがとうございました。少しずつ復興していってる所と、全く手つかずの所とが混在した様子は、言葉では言い表せません。この光景を毎日見ながらみんな生きているのです。
夜は宮城県気仙沼の白幡さんのお話を伺いました。「将来やろうとする事の為に今から準備する事が大事だ。それがあってこその未来だ」と力強くおっしゃっていました。10年、20年、30年先を見据えた言葉です。この災害で世話役になられて約1年たっての言葉です。
宿のお風呂に入った時、「名所めぐりと買い物してくれるだけでもいいんだよ〜。ありがたいよ〜。」とおっしゃってくれた気仙沼の人。ありがとうございます。心もからだもぽっかぽかになりました。
最後にほとんどの集合時間に間に合わず、参加されたみなさま、本当にごめんなさい。次回は誰よりも早く……多分……かけつけます。
(吉岡裕子・都市生活コミュニティセンター会員)
2月3日、ソーシャルコート神戸北で節分のイベントを行いました。地元自治会の協力で餅つきを行い(元気な入居者さんも飛び入りで参加!)、職員扮した赤鬼青鬼は、隣の保育園の子ども達に見事、撃退されました。
11月号で紹介した東日本大震災東日本大震災県外避難者支援の「リフレッシュカフェ」、その後も2週間に一度のペースで継続開催しています。
今後の日程は、2月20日(月)、3月5日(月)、20日(火)。いずれも10〜14時。会場は西宮市市民交流センター和室(阪急西宮北口駅徒歩5分)。よろしくご協力お願いいたします。